西野 智研

Tomoaki NISHINO

准教授 | 境・西野研究室

1983年三重県名張市生まれ。巨大地震や巨大津波などの自然災害に誘発される大規模火災の性状と火災リスクの制御に関する研究を行っている。専門は建築火災安全工学であるが,建築や建築火災安全工学の枠にとらわれず,自由で幅広い視点と分野横断的なアプローチを重視している。奈良県の中学・高校に通った後,京都大学の建築学科に入学。建築学科を選択したのは,比較的好きだった高校物理と関係しているので,将来やりたいことを見つけるのに困らないだろうという理由。学部生時代はサークルでテニスに明け暮れる。研究室で火災に関する研究に出会い,研究者を目指すことを決める。京都大学で博士(工学)の学位を取得後,神戸大学で3年間,つくば市にある建築研究所で3年3か月間勤務した後,2017年7月より京都大学防災研究所に勤務。2016年に日本火災学会内田奨励賞,2017年に科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞。

略歴

2007年3月 京都大学工学部建築学科 卒業
2009年3月 京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻修士課程 修了
2010年4月 日本学術振興会特別研究員DC2(2011年3月まで)
2011年3月 京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻博士後期課程 修了
2011年3月 京都大学より博士(工学)授与
2011年4月 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻 助教(2014年3月まで)
2014年4月 国立研究開発法人建築研究所 研究員(2016年3月まで)
2015年4月 京都大学防災研究所巨大災害研究センター 客員准教授(2017年6月まで)
2016年4月 国立研究開発法人建築研究所 主任研究員(2017年6月まで)
2017年7月 京都大学防災研究所 社会防災研究部門 准教授(~現在)

連絡先など

611-0011 京都府宇治市五ヶ庄 宇治キャンパス 本館E棟 332D室
0774-38-4047
nishino.tomoaki.3c@kyoto-u.ac.jp

研究室

境・西野研究室

都市のスケールで災害を考える。