地球環境学堂・人間環境設計論分野

小林・落合研究室

地域に根ざす設計技術・地域に根ざす人間居住

地域に根ざす設計技術・地域に根ざす人間居住

変容著しい現代社会において,地域の文化や風土から持続的人間環境のあり方を追求する。美しい自然から災害を起こす自然まで多様な姿で示される地球環境の実相と,それらに対応してきた持続的な人間環境の構造を,実際の都市や集落から学ぶ.得られた知見や知識を施策,計画,デザインとして具現化し実践的な社会適応を試みる。

小林 広英 | 教授(人間環境設計論分野)

大阪市出身。1992年京都大学修士課程修了(川崎清研究室),英国留学の後,1993年より設計事務所勤務。2002年の大学院地球環境学堂設立とともに京都大学で実践的研究活動を開始。小林正美教授(当時)に師事。地域に根ざす設計技術・環境デザイン,地域文化・風土と人間居住の相互作用のテーマに取り組み現在に至る。

落合 知帆 | 准教授(人間環境設計論分野)

米国カリフォルニア大学デービス校にて社会学を学び、開発コンサルタントにて途上国での開発プロジェクトに従事した後、2008年4月から京都大学大学院地球環境学舎(修士課程)に学び、博士を取得。日本や米国、東南アジアを対象にコミュニティ防災、災害後のコミュニティ再建、災害伝統知について研究している。

杉中 瑞季 | 助教

石川県出身。学部時代は高松伸教授(当時)に師事し、大学院で本分野研究室に所属。修了後はスイス・日本の設計事務所に勤務し、意匠設計に従事。2017年より小林広英教授らの調査研究に携わり、2022年から大学院地球環境学堂に所属、本格的に研究活動を開始。趣味は各地の集落・建築探訪をすること、路上観察、スケッチ。建築や町並み、人の営みが生み出す暮らしの風景を読み解き、今後の在り方に寄与する設計や研究に取り組みたいと思います。

【所在】〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町 京都大学吉田キャンパス総合研究3号館
【連絡先】075-753-4806
【URL】http://www.gea-lab.ges.kyoto-u.ac.jp
【構成】
2023年度:学部生4名、修士12名(建築学専攻7名、地球環境学舎5名、うち留学生5名)、博士3名(地球環境学舎3名、うち留学生3名)、研究生1名、短期交流学生2名、助教1名、准教授1名、教授1名
【主な進路】
組織設計事務所、アトリエ設計事務所、大手ゼネコン、ディベロッパー、商社、公務員(国・地方)、国際研究機関、進学(修士・博士)等