建築設計の実践を通してこれからの設計論理を探求する
平田晃久研究室では、実際に建築を設計するプロジェクトを通して、生き生きとした空間の新しい設計の方法や理論を研究しています。建築の価値観の揺らぐ現代において、大学の研究室でしかできないような実験的な設計活動に挑戦しながら、自分たちの思うこれからの建築のあり方を考えています。
写真 ©︎新建築社写真部
平田 晃久 | 教授
1971年大阪生まれ。大阪府立三国ヶ丘高校出身。京都大学在学中、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件という時代の価値観を揺るがすような出来事に遭遇しショックを受ける。そんな中、建築への希望を見出せる、自然環境のような「せんだいメディアテーク」案に魅かれ、伊東豊雄さんの事務所に入るため上京。2005年に独立して以来、生命のような有機的な建築をつくることを目指して様々な探求を行う。近作に「太田市美術館・図書館」「9hours 浅草」などがある。
写真 ©️Luca Gabino
岩瀨 諒子 | 助教
新潟県うまれ、京都大学工学部卒。同大学工学研究科修了。
EM2N Architects (スイス、チューリッヒ) 、隈研吾建築都市設計事務所における勤務を経て、2013年大阪府主催実施コンペ「木津川遊歩空間アイディアデザインコンペ」における最優秀賞受賞を機に、岩瀬諒子設 計事務所を設立。建築空間からパブリックスペースまで、領域にとらわれない設計活動を行う。
2017年木津川遊歩空間「トコトコダンダン」竣工。
写真:(c) Kanagawa Shingo
【所在】615-8540 京都市西京区京都大学桂 桂キャンパス C2棟 2階 217号室
【連絡先】075-383-2906 hirataarchi.kyoto-u.ac.jp
【URL】http://www.hirata-lab.archi.kyoto-u.ac.jp/
【構成】
2018年度:学部生3名、修士6名、博士1名、教授1名
2021年度:学部生3名、研究生1名、修士10名、博士1名
【主な進路】
京都大学大学院博士課程、個人設計事務所、竹中工務店、鹿島建設、日建設計、久米設計