建築史学

冨島・岩本研究室

歴史的建築・都市の継承・保存・再生をめざして。

歴史的建築・都市の継承・保存・再生をめざして。

歴史的建築・都市・環境の理解と継承をめざして。

建築・都市の歴史や意味を、様式・意匠や構成・技術はもちろん、社会や宗教・文化・自然環境などとふくめた総合的な視野から理解することを目指します。そのうえで、歴史的な建造物や町並み、環境を未来に継承していく方法を研究します。

冨島 義幸 | 教授

1966年愛知県名古屋市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程・同博士後期課程修了。博士(工学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、金沢工業大学・滋賀県立大学勤務を経て、2014年より京都大学大学院工学研究科建築学専攻准教授、2018年より同教授。主な研究テーマは、仏教建築の造形や空間構成の意味―たとえば平等院鳳凰堂はなぜ池の中に立ち、あのような形をしているのか―の解明と失われた建築の復元。「一つでも多くの史料を見て、一つでも多くの可能性を考える」ために、日々、古記録や経典を読み、寺院や遺跡、博物館、発掘現場で調査をしています。

岩本 馨 | 准教授

1978年福岡県北九州市生まれ。駒場東邦高等学校卒業、東京大学工学部建築学科卒業、同大学院工学系研究科建築学専攻修士課程・博士課程修了。博士(工学)。京都工芸繊維大学勤務を経て、2022年より現職。専門は日本都市史・空間史で、とくに日本の中・近世の巡礼・参詣空間、近世江戸の武家地空間について研究しています。趣味は(最近忙しくて乗る機会が減りましたが)自転車で、学生時代に日本全都道府県走破済みです。

【所在】615-8540 京都市西京区京都大学桂 桂キャンパス C2棟 4階 402号室
【連絡先】075-383-2932  tomishima@archi.kyoto-u.ac.jp
【構成】
2023年度:学部生6名、修士4名、博士1名

【主な進路】
卒業生/京都大学・東京大学大学院進学、修了生/京都大学博士後期課程進学、鹿島建設、JR西日本、国家公務員