人間の行動や心理,関係性を解析し、次世代の建築デザインにつなげる。
人の行動や心理、関係性を解析・評価し、効率性や機能性にくわえてwell-beingの視点を取り入れた、次世代の建築環境の創造に向けた先導的研究に取り組んでいます。解析・評価の結果は、実際の医療福祉建築、オフィス、都市、街並みなどのデザインに応用し、高齢者、障がい者を含む多様な人々が、健康、豊かさを実感できる建築環境の構築を実践します。
三浦 研 | 教授
岡山県倉敷市出身.千葉県立船橋高校卒業.建築学科への進学は倉敷の街並みや建築家・浦辺鎮太郎による影響.人の行動や心理にもとづく建築・施設設計・研究に取り組む
2018年度国土交通省スマートウェルネス住宅等推進モデル事業評価委員、2004年日本建築学会 奨励賞、2012年住総研 研究選奨(共同)、2018年建築学会著作賞(共同),
「グループハウスあまがさき」,「ニッケてとて加古川」「ニッケあすも市川」などの設計にかかわる.編著に「小規模多機能ホーム読本」(ミネルヴァ書房)、訳書に「環境デザイン学入門」(鹿島出版会),「いきている長屋」(大阪公立大学共同出版会)ほか
安田 渓 | 助教
1989年東京生まれ。高校まで東京と群馬県嬬恋村の2拠点生活を送り,大学入学を機に京都に移住。高校は山岳部・大学では富士山でガイドを行う。冬はスキー場にこもって滑る生活を送る。登り降りについては人一倍繊細である。2回生設計演習にて階段をいかに正確に設計するか考えているうちにVectorWorksに付属のプログラミング言語VectorScriptに手を出し,そこからProcessing, Grasshopperをかじりながら卒業までコンピューテーショナルデザインで設計課題を制作。それが高じて建築計画学にていかにコンピューテーションするかが自分の使命とし現在に至る。
【所在】615-8540 京都市西京区京都大学桂 桂キャンパス C2棟 2階 212号室
【連絡先】075-383-2928 miuraarchi.kyoto-u.ac.jp
【URL】https://www.miuraken.archi.kyoto-u.ac.jp/
【構成】2018年度:学部生3名、修士9名、博士2名(うち社会人博士1)、留学生1名(中国)、教授1名
【主な進路】大手建設会社、外資系金融 など